消化器外科

「高難度手術を、より安全に、より低侵襲に」

大目 祐介
消化器外科 診療部長
ご挨拶
「安全性と根治性を最優先に、患者さんにとって最適な治療を提供する」

この度、ご縁をいただき、消化器外科診療部長として赴任いたしました大目祐介と申します。
2005年に京都大学を卒業後、倉敷中央病院、静岡市立静岡病院、国立がん研究センター東病院、都立駒込病院、新東京病院など、日本を代表するがん拠点病院および地域中核病院にて研鑽を積んでまいりました。2020年からは東京女子医科大学 消化器・一般外科(肝胆膵外科学分野)にて臨床および研究に従事しておりました。
私はこれまで、肝臓・胆道・膵臓領域を中心に、高難度手術と低侵襲手術の両立を追求してきました。手術は単に病変を切除することだけが目的ではありません。合併症をできる限り防ぎ、術後の回復を早め、その後の治療や日常生活へスムーズにつなげることが非常に重要です。
近年、腹腔鏡手術やロボット支援手術の進歩により、従来よりも体への負担が少なく、質の高い手術が可能となっています。また、抗がん剤治療や放射線治療を組み合わせた集学的治療により、がん治療の選択肢は広がり、治療成績の向上にもつながっています。
そのような時代だからこそ、患者さん一人ひとりの病状、体力、生活背景、そしてご希望をふまえたうえで、最適な治療を選択することがこれまで以上に大切です。
当科では、手術の成功だけでなく、患者さんのその後の生活まで見据えた医療を提供しています。
これまでに培ってきた経験と技術を活かし、安全で質の高い医療を提供するとともに、患者さんそれぞれに寄り添った診療を行うべく、全力を尽くしてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

経歴
2005年 京都大学医学部卒業
2005年 倉敷中央病院 初期研修医
2007年 同 外科 後期研修医
2010年 静岡市立静岡病院 外科・消化器外科 医員
2013年 国立がん研究センター東病院 肝胆膵外科 がん専門修練医
2014年 倉敷中央病院 外科 副医長
2016年 同 医長
2017年 都立駒込病院 肝胆膵外科 医員
2019年 新東京病院 消化器外科 医長
2020年 東京女子医科大学 助教
2024年 同 講師
2026年 同 准教授
2026年4月 より現職
当院で提供する医療

●低侵襲手術×高難度手術

従来は開腹手術が必要とされていた症例に対しても、
安全性と根治性を担保した上で低侵襲手術を選択できる体制を整えています。

●出血の少ない精密手術

  • 脈管走行に基づいた手術
  • 適切な剥離層の追求

を行い、
出血を最小限に抑えた精緻で安全性の高い手術を実現しています。

●再治療を見据えた手術戦略

肝腫瘍(肝細胞がんや転移性肝がん)では術後再発に対して再肝切除が必要となる場合があり、
次の治療を見据えた切除範囲・術式の選択を行います。

手術に対する考え方
  • 低侵襲手術は「目的」ではなく「手段」
  • 安全性と根治性を最優先
  • 無理な低侵襲手術は行わない
  • しかし可能な限り低侵襲を追求する

患者さんにとって本当に最善の治療を選択します

実績・活動
  • 国内外の学会・研究会での発表・講演多数
  • 肝胆膵領域(膵がん、内視鏡外科)の診療ガイドライン作成に参画(協力委員)
  • 肝胆膵外科医への技術指導実績多数
  • アニマルラボにおける手術トレーニング指導実績多数

若手外科医の育成にも積極的に取り組んでいます

患者さんへ

「この治療で本当に良いのか」
「他に選択肢はないのか」
そのような疑問や不安に対して、丁寧に説明し、納得いただいた上で治療を行います。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。

医療関係者の先生方へ

高難度肝胆膵手術症例や、手術適応の判断に迷われる症例についても、お気軽にご相談ください。
画像や治療方針のご相談のみでも対応いたします。

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