診療科・部門紹介

整形外科

整形外科は、脊椎(背骨)・関節・手足の病気や外傷(けが)の治療を専門とする科です。当院は、脊椎・股関節・膝関節を専門とする医師が勤務しており、手術の質・件数とも県内でトップクラスです。逆に、肩関節・手指・足や腫瘍を専門とする医師がいないため、そのような患者さんは他院に紹介させていただく場合もあります。
脊椎に関しては、手足の痛みやしびれ・首の痛み・腰痛の原因となる椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症に加えて、中高年者の腰椎変性側弯症・後弯症(腰曲り)、若年者の特発性側弯症の治療を行っています。脊椎の病気も関節の病気と同様に、内服薬・装具・注射等の治療で軽快することがほとんどです。しかし、これらの治療で症状が軽減しない、麻痺(力が入らない)が出現した、もしくは早期の仕事・スポーツ復帰を希望される患者さんには、年齢・病態を考慮した適切な手術をすすめています。可能であれば、顕微鏡等を使用した低侵襲な手術を選択していますが、大きな手術が必要になる場合も患者さんの負担を軽減するように出血量の減少・手術時間の短縮に努めています。

股関節・膝関節に関しては、筑波大学整形外科の三島初准教授・金森章浩講師の協力を得て、人工股関節及び人工膝関節全置換術の手術件数が多く、近年は膝関節の鏡視下手術(前十字靭帯再建術・半月板切除術等)も増えています。さらに関節を専門とする常勤医が赴任したこともあり、2018年は人工股関節全置換術(人工骨頭置換術も含む)が187件/年・人工膝関節全置換術が131件/年・膝関節の鏡視下手術が118件/年と件数が増加しました。数が増えても質が落ちないよう、そして合併症が増えないように努力しています。


これらの手術の増加に伴い、リハビリテーションのみ希望の患者さんの受け入れは困難な状態です。ご希望にそえない場合もありますのでご了承ください。

多血小板血漿(PRP)による治療

多血小板血漿(PRP)療法は患者様の血液を加工し、組織の再生に関連する成分を抽出、疾患のある部位に投与することで、”患者様自身の体がもつ修復力”をサポートし、改善に導く治療です。自分の血液を用いるため重篤な副作用なく利用できることが特徴です。変形性膝関節症、スポーツ関連疾患(外傷・変性)等が治療対象です。多血小板血漿(PRP)といっても調整方法によって得られる成分が異なり、特性が異なるといわれています。 当院で用いるPRPはArthrex社製のACPダブルシリンジシステムにより精製される“白血球をほとんど含まないPRP“です。

受診の流れ

  1. 本治療の適応であるかを診断するために、1度通常の受診をしていただきます。
  2. 予約につきましては、以下の問い合わせ先までお願いいたします。
    予約専用番号:筑波総合クリニック 029-877-1221
    ※お電話の際に、「PRP治療の件で、整形外科、木曜日金森医師」と予約をお願いします。
  3. 受診結果に基づき改めて多血小板血漿(PRP)の予約をいただきます。
  4. 多血小板血漿(PRP)療法当日は採血から治療まで約15分程度で完了します。

治療後の一般的な流れ

  • 注射後2-3日間は激しい運動をしないでください。
  • 日常生活動作は注射当日から可能です。詳細は診察時に担当医にお問合せください。

費用
多血小板血漿(PRP)は保険外診療(自由診療)となり、当院では以下の通りに価格を設定しております。疾患・症状により複数回の治療が望ましい場合もありますので、詳細は診察時に担当医にお問い合わせください。

  • 注射1回あたり: 30,000円(税別)
  • 注射2回(同時に実施時): 50,000円(税別)

2018年度 手術件数

分    類 件    数
人工股関節置換術(人工骨頭挿入術を含む) 187
脊椎(頚椎、胸椎、腰椎)手術 142
四肢骨折接合術 134
人工膝関節置換術 131
抜釘術等 88
靱帯断裂形成手術 52
四肢骨のその他の手術 48
関節鏡下半月板切除術 43
筋・健の手術 38
関節内骨折手術 30
四肢骨非観血的手術 27
関節滑膜切除術 23
脱臼非観血的整復術 23
筋・健のその他の手術 12
その他の手術 52
総計 1,030

 

医師スタッフ紹介

副院長・整形外科診療部長

相野谷 武士(あいのや たけし)

【専門領域】

脊椎(特発性側弯症、腰椎変性側弯症、脊柱管狭窄症、 椎間板ヘルニア)

【学位・学会認定】

日本整形外科学会 整形外科専門医

日本整形外科学会 脊椎脊髄病医 

日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科指導医 

整形外科診療科長

箱岩 篤生(はこいわ あつお)

【専門領域】

脊椎(腰椎変性側弯症、脊柱管狭窄症、 椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症)

【学位・学会認定】

日本整形外科学会 整形外科専門医

日本整形外科学会 脊椎脊髄病医  

日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科指導医

常勤

菅谷 久(すがや ひさし)

【専門領域】

股関節(変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、 大腿骨頭すべり症)

【学位・学会認定】

医学博士

日本整形外科学会 整形外科専門医

常勤

戸塚 翔(とつか しょう)

【専門領域】

股関節(変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、 大腿骨頭すべり症)

【学位・学会認定】

日本整形外科学会 整形外科専門医

常勤

渡邊 竜之介(わたなべ りゅうのすけ)

【専門領域】

股関節(変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、 大腿骨頭すべり症)

【学位・学会認定】

日本整形外科学会 整形外科専門医

非常勤

三島 初(みしま はじめ)

【専門領域】

股関節全般

【学位・学会認定】

医学博士

日本整形外科学会 整形外科専門医

日本体育協会 公認スポーツドクター 

非常勤

金森 章浩(かなもり あきひろ)

【専門領域】

膝関節全般

【学位・学会認定】

医学博士

日本整形外科学会 整形外科専門医

非常勤

兵頭 康次郎(ひょうどう こうじろう)

【専門領域】

膝関節(変形性膝関節症、前十字靱帯損傷、 半月板損傷)

【学位・学会認定】

日本整形外科学会 整形外科専門医