放射線部では、放射線科医、看護師と連携し、診療放射線技師が、一般撮影、CT、MRI、超音波装置、乳房撮影、核医学など様々な画像診断装置を用いて検査を行い、その他血管造影検査にて携わり診断に寄与しています。診断に有効な画像情報を提供するために広い知識と高度な技術を身につけるよう日々努力しています。検査に関する事でわからないことなどありましたら是非、スタッフに声をおかけください。
当院では、2019年5月に新たにスペクトラルCTを導入しました。精度の高い画像診断が可能です。また、少ない造影剤量での検査が可能となり、腎機能が低下している患者さんへの身体に負担の少ない検査を行うことができます。その他、腹部血管造影において直接腹部血管にカテーテルを留置しCTA撮影を行い治療に役立てたり、CT撮影を行いながら針を進めるなどして腫瘍のドレナージや腫瘍の生検なども行っています。
当院では、3.0TのデジタルMRIを導入し、腫瘍検索に役立つ全身の高画質な画像や、造影剤を使用することなく血流動態画像を作成することができ、高画質な画像を短時間で得ることができます。また、地域医療機関から検査のご依頼をうけることにより地域医療連携への貢献ができるよう努めています。
冠動脈や末梢動脈に対するカテーテル治療、カテーテルアブレーション治療、ペースメーカー植え込みなどの循環器領域の検査を行う装置と、脳動脈瘤塞栓、肝臓がん塞栓、頸動脈狭窄へのステント留置術などを行う装置と2台の装置を運用しています。高画質でありながら、少ないX線量で検査を行うことができ、従来装置と比較して被曝を最大75%減らすことが可能です。さらに回転DSA、コーンビームCT、各種解析ソフト等の最先端の治療に対応する機能を有しています。
当院では乳がん検診で要精密検査となった方の検査として、造影超音波検査や超音波画像を見ながら針をさして組織を採る超音波ガイド下生検といったより詳しい検査も行っています。
地域医療機関から地域医療連携室を通してCT、MRI、超音波検査などの検査をうけおっております。また、CT、MRIの検査予約をインターネットでできる「カルナコネクト」を導入し、24時間365日予約が可能となっております。詳細については、地域医療連携室にお問い合わせください。
研修目標
内容