腹腔鏡手術やロボット支援手術では、5〜15mm程度の小さな傷を数か所あけて手術を行います。
👉 身体への負担を軽減できる手術です


腹腔鏡下肝切除術(肝S8亜区域切除術)後の実際の傷

近年、さまざまな領域で低侵襲手術が行われるようになっています。
当科では、日本内視鏡外科学会が認定する技術認定医(内視鏡手術に携わる医師の技術を高い基準に基づいて評価し、後進の指導を担う所定の基準を満たした医師)が4人在籍しており、高い専門性に基づいた治療を行っています。
低侵襲手術の割合は年々増加しており、上部・下部消化管領域ではロボット支援手術も積極的に導入しています。
また、肝胆膵領域の手術は難易度が高く侵襲の大きな手術とされていますが、高度な技術により低侵襲手術を安全に行う体制を整えています。
開腹手術と腹腔鏡手術の双方に精通した外科医が在籍しており、患者さんの状態に応じて最適な術式を選択しています。
👉 多くの保険診療手術において低侵襲手術を選択可能です
👉 肝胆膵領域を含めた専門性の高い外科医療を提供しています
低侵襲手術とは、腹腔鏡手術やロボット支援手術のことを指します。
お腹に5〜15mm程度の小さな穴を数か所開け、そこにポート(筒状の器具)を設置し、専用の手術器具を用いて手術を行います。
手術中は二酸化炭素で腹腔内を膨らませ、内視鏡で映し出された映像をモニターで確認しながら操作を行います。
開腹手術では得られない、近接して拡大された精細な視野が得られることが特徴です。
👉 より繊細で出血の少ない手術が可能です

腹腔鏡手術では、術者・助手・スコピスト(内視鏡操作担当)が連携し、直接器具を操作して手術を行います。
一方、ロボット支援手術では、内視鏡や器具はロボットに接続されており、術者が患者さんから離れた操作用コクピットに座って操作を行います。
必要に応じて助手が患者さんの傍で補助を行い、チームで手術を進めます。
▶ 腹腔鏡手術は、チームで連携しながら柔軟に対応できることが特徴です。
▶ ロボット手術は、精密な操作や安定した視野により、より繊細な手術が可能です。
👉 それぞれの特性を活かし、患者さんに最も適した術式を選択します。



低侵襲手術はメリットの多い手術ですが、高度な技術が必要な手術でもあります。
傷が小さくても、
場合には、必ずしも「低侵襲」とは言えません。
そのため、術者の技術や経験、病状に応じた適応の判断が極めて重要です。
👉 なにより、安全性と根治性が最優先です