筑波記念病院AMAT隊が令和6年能登半島地震への医療救護活動を行いました
- 筑波記念病院
2024年1月1日に石川県能登地方で発生した、令和6年能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
2024年1月5日~7日にかけて、筑波記念病院のAMAT隊員5名が石川県七尾市や能登町において医療救護活動を行いました。
AMAT とは、All Japan Hospital Medical Assistance Team(全日本病院医療支援班)の略称であり、全日本病院協会の定める「災害の(急性期~)亜急性期において、災害医療活動の研修を受け、災害時要援護者にも配慮した医療救護活動を行なえる医療チーム」です。
医師1名、看護師2名、業務調整員2名(救急救命士1名、事務員1名)で構成したAMAT隊は当院保有の救急車で被災地域に向かい、まずは給食配給が困難な状況であった恵寿総合病院(石川県七尾市)に支援物資として非常食(おかゆ)を500食提供させていただきました。
また、公立能登総合病院(石川県七尾市)に設置されたAMAT調整本部の任務を受け、宇出津総合病院(石川県鳳珠郡能登町)への支援として、避難所になっている小学校や公民館の巡回を実施しました。避難されている方々からの体調や常備薬の不足への不安をお伺いし、診察の実施、薬を届ける仕組みの構築・運搬、感染症拡大防止への情報提供等を行いました。
筑波記念会は、被災地域の一日も早い復旧・復興に向け、引き続き積極的な医療支援に努めてまいります。